消雪で威力発揮！井戸水の力・・・地中熱利用の冷暖房電力を5割削減。

正月からの大雪で鳥取でも大変なことになっておりますが、井戸をお持ちのお宅は消雪に利用ができ、とても重宝していることと思われます。触ってみると分かるのですが、冬のこの時期、井戸水はお湯のように温かく感じます。
その温もりこそがまさに地中が持つエネルギー　”地中熱”なのです。
埼玉県春日部市でもその地中熱に注目をし、地中熱利用の冷暖房を導入して、市役所自ら実証実験を行っております。
建物の外に井戸を掘ってパイプを通し、液体を循環させて冷暖房の熱交換をするというシステムですが、現段階の中間報告では電力が５割も削減できたとのことで、このシステムの有効性をとても期待しているそうです。
１年間の実験後、公共利用への導入拡大を検討するとのことで、我々ボーリング工事業界にとってはとても活気のある報告であります。
実は鳥取県でも大山観光道路などで既に地中熱利用の無散水融雪装置が導入されており、冬場のスキー客や地域の方などの交通路の安全も確保されております。
これからは鳥取県内でも地中熱利用の冷暖房システムがどんどん導入されてくることを期待しており、日照時間の短い鳥取では年中安定供給可能な地中熱エネルギーの利用がとても適していることを知っていただきたいと思っております。
地中熱利用が鳥取の新たな持ち味として確立してくれることを願っております。
㈱タシマボーリングは地面に関する様々なご提案をさせていただいております。http://www.tashima-boring.com/
PDFはこちら
地中熱利用促進協会のサイトはこちら

http://www.geohpaj.org/